鈴木悠生写真展”TOKYO TRANSPARENT BOUNDARIES 001”
【SCHEDULE|TOKYO TRANSPARENT BOUNDARIES 001】
作家:鈴木悠生 – YU SUZUKI – 写真家
期間:2020年10月28日(水)〜11月3日(水・祝)
※会期中無休
場所:東京都新宿区東五軒町4−17 BEHIND THE GALLERY 1F
時間:11:00〜19:00
※最終日のみ18:00閉館
【CONCEPT|TOKYO TRANSPARENT BOUNDARIES 001】
現実の場所が点・線・記号として平面上に情報として集約され、
地図という形で私たちの身近でかつ必要不可欠な存在となっている。
地図上にありながらも、日常において意識されず見えないもの。
その1つに線として存在する境界がある。
境界の存在は私達の日常を様々に規定し、時に都市のカタチをも決定する力がありながらも、
「見えない」存在であることから争いを産み出し続けている。
1,000万を超える人々が集まり暮らし、壊されては築かれ歴史が上書きされ続ける場所。
東京。
東京を形作る境界とは何なのか。
境界はどのように風景の中に存在し、私達の前に現れてくるのか。
古来、境(サカイ)の「サッ」という音そのものが境界を意味し、人間の世界の外にあるどこか不思議な領域から境界を越え、人知を越えた重大なものが現れてくるという思いが込められていたという。(中沢新一「アースダイバー」)
境界のある風景に対峙しようと大判カメラと共に都内を巡る。
そして、風景の中の境界線へとピントを定め、境界という透明な存在をイメージとしてフィルムに焼き付けていこうと思う。
【PROFILE|作家プロフィール】
鈴木悠生 – YU SUZUKI – 写真家
Link to official site
1991年長崎県で生まれ、以降東京で育ち東京を拠点に現在活動している。
東京工業大学にて建築を専攻した後、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻博士前期課程修了。
都市・建築を主なフィールドに、それらに関わる事象を写真によって可視化していこうと制作している。
【個展】
2018 Pray for nothing 「ゼンカイ」ハウス、兵庫
【グループ展】
2019 トーキョー・ストリート・ビュー RED AND BLUE GALLERY、東京
2019 建築と光 EMON PHOTO GALLERY、東京
2019 The Voids 第67回東京藝術大学卒業・修了作品展、東京
2018 Applied Images キヤノン・オープンギャラリー、東京
2017 EINSTEIN STUDIO ARCHIVES IMA CONCEPT STORE、東京
2015 第2回世界旅写真展 APART GALLERY、東京