【西山えり写真展 ”a cup of coffee”】
作家:西山えり – ERI NISHIYAMA –
期間:2015年3月14日(土)〜3月22日(日)
※3月15日の18時30分より作家によるオープニングレセプションを行います。参加予約は作家への口頭確認を持って完了としております。
場所:東京都世田谷区瀬田4−29−11apart gallery 3F
時間:11:00〜19:00(期間中休み無)
※下記の時間は同時開催の世界旅写真展作家のイベントで3階フロアーを
会場として使用するためご入場には500円のイベントチャージがかかります。
西山えり展覧のみの場合は下記時間を避けてお越し頂くようお願いいたします。
3/15=14:00~15:00
3/21=13:00~14:00・15:00~16:00
3/22=13:00~14:00・15:00~16:00
アクセス詳細:already closed
【イベント】
★3/15|日|18:30〜20:00|オープニングレセプションにてウェルカムドリンクや軽食をご用意しています。本館1階へのご集合、2階での飲食を予定しています。
★3/15|日|17:00~17:45|「Talk with a cup of coffee」
Charge: 500yen
作家”西山えり”によるトークイベント。熊本に生まれた光からカリフォルニアの現在へ。繋がる光の記憶を展示写真とともにお送りいたします。
(C)ERI NISHIYAMA
【CONCEPT|a cup of coffee】
北緯32.46° Sandiego.
心地よい風が吹く町。
豊かな自然に囲まれた土地。
写真を撮ることは生まれ育った場所の光を追うことから始まるという。
私は光を探す旅に出た。南へ。
北を向くと空は青かった。
朝陽を浴び珈琲をふくみ写真を撮る毎日はときめきにみちていた。
【MESSAGE FROM APART GALLERY】
西山えりさんは第一回世界旅写真展の優秀作家として、この度の第二回世界旅写真展と同時開催にて個展を行うこととさせて頂きました。当時選考で全応募作品が並んだ中、異色を放ちながら他に類をみない衝撃を受けたことを今でも記憶しています。モダンでありクラシックな情緒、その色使いは子供の頃に絵の具のパレットで見たような原色が絶妙なバランスで混ざり合っていました。今回の”a cup of coffee”は、応募作品のその延長線上にあるもの、今個展のために撮り下ろしたサンディエゴのシリーズです。
スティーヴンショアが好きという彼女の嗜好通り、作品にはAMERICAのクールなライフスタイルが散りばめられ見ているだけで旅に誘われます。しかし一見すると日常でしかない目の前の景色に、彼女のパーソナルな過去の姿が可視されることでしょう。
「私の生まれ育った場所『熊本』。私はずっとその光を追っているのかもしれない」という彼女の言葉は偶然か、出生地”熊本”、個展作品”サンディエゴ”は「緯度」が奇跡的な一致をしています。つまり同じ太陽の角度、同じ強さの光、それを感覚的に求めた結果かもしれません。今回の”a cup of coffee”では、まずはアメリカのモダンヴィンテイジが持つビジュアル的な美しさを、次は彼女がこれまで全身で浴びてきた光の軌跡を辿るように作品を楽しんで頂ければ幸いです。